東日本大震災から8年が経ちましたが、避難生活を余儀なくされている方々は全国で約5万2,000人(復興庁:2019年2月)となっています。そのうち都内に広域避難されている方々は4,623名(東京都:2019年2月)。広域避難では最も多く避難されているのが東京都となっています。
避難者を取り巻く課題は大きく動いています。こうしたなか、避難者同士だけでなく避難者と支援者がつながり、避難者支援の取組みを進めていく必要が出てきています。
今年度のふれあいフェスティバルは、昨年9月に実施を予定していましたが、台風に伴う悪天候のため、やむなく中止とし、今回、3月に実施することができました。それにも関わらず、今回も都内外から多くの避難者、また、支援者の方にご参加頂くことができました。
日時:2019年3月17日(日)10時30分~15時30分
場所:飯田橋セントラルプラザ12階・10階・1階 新宿区神楽河岸1-1
参加者数:275名(うち、避難者149名)
※避難者への周知は、各当事者団体を通しての呼びかけとともに東京都都内避難者支援課
が実施する「定期便」での発送や各区市町村行政、支援団体からの情報提供等により行
いました。また、他県については、県域の支援団体から個別の避難者に情報提供頂きま
した。
◆開会式
(1)実行委員長 挨拶(みちのく まほろば会 後藤恭子)
(2)各首長からのメッセージ
福島県知事 内堀雅雄氏からのメッセージ
(代読:福島県避難地域復興局避難者支援課課長 深谷一夫氏)
宮城県知事 村井嘉浩氏からのメッセージ
(代読:宮城県東京事務所 島田憲一氏)
岩手県知事 達増拓也氏からのメッセージ
(代読:広域避難者交流会 実行委員会)
(3)実行委員紹介
◆ステージ出演
ステージでは当事者団体3つ、支援団体3つの合計6つの出演団体がありました。
◆ブース出展
本イベントでは当事者団体6、支援団体13、その他本部など合わせて19のブース出展があり、団体紹介や食事の提供、交流スペース、小物作り体験などさまざまな出し物がありました。
◆主催
広域避難者支援連絡会in東京 広域避難者交流会実行委員会
(実行委員メンバー)青空会、コスモス会、鷺宮都営住宅自治会、東雲の会、ふるさとを想う会、NPO法人とみおか子ども未来ネットワーク、みちのくまほろば会、むさしのスマイル、かながわ東北ふるさと・つなぐ会、双葉町埼玉自治会、広域避難者支援連絡会in東京
(広域避難者支援連絡会in東京 参加団体)荒川区社会福祉協議会、いたばし総合ボランティアセンター、AAR Japan[難民を助ける会]、NPO法人こどもプロジェクト、金光教首都圏災害ボランティア支援機構、災害復興まちづくり支援機構、全労済、中央労働金庫、東京足湯プロジェクト、東京災害ボランティアネットワーク、東京都生活協同組合連合会、東京ボランティア・市民活動センター、東京労働者福祉協議会、連合東京
◆後援
福島県、宮城県、岩手県、東京都
◆ご協力いただいた皆さま 様々なご協力ありがとうございました。
コープみらい/パルシステム東京/東都生活協同組合/生活クラブ生活協同組合・東京/東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN)/NPO法人 かながわ避難者と共にあゆむ会/埼玉広域避難者支援センター/ふうあいネット/東日本大震災・山梨県内避難者と支援者を結ぶ会/ちば市民活動・市民事業サポートクラブ/浪江町生活支援課・浪江町復興支援員/双葉町復興支援員/東京YWCA/コープ災害ボランティアネットワーク/フォトボイス・プロジェクト/宮城県東京事務所/福島県避難者支援課/東京都/岩手県/東京しごとセンター/東京都医療社会事業協会/臨床心理士/南京玉すだれ白戸流「お江戸隊」/ボランティアグループSV板橋/はなみずき婦人学級/東京都社会福祉協議会/西東京市社会福祉協議会/小金井市社会福祉協議会/武蔵野市民社会福祉協議会/小平市社会福祉協議会/東村山市社会福祉協議会/東久留米市社会福祉協議会/新宿区社会福祉協議会/江東区社会福祉協議会/品川区社会福祉協議会/世田谷区社会福祉協議会/中野区社会福祉協議会/豊島区民社会福祉協議会/板橋区社会福祉協議会/練馬区社会福祉協議会/足立区社会福祉協議会/立川市社会福祉協議会/町田市社会福祉協議会/その他 多くの個人の皆さま そして参加してくださった275名の皆さま