日 時:平成29年11月29日(水)午後2時~4時40分(午後1時30分開場)
場 所:東京YWCA会館カフマンホール
(東京都千代田区神田駿河台1丁目8-11)
主 催:広域避難者支援連絡会in東京
参加者数:36団体57名。うち、当事者団体20団体30名
支援団体16団体27名(行政含む)
※本プログラムは、タケダ・赤い羽根広域避難者支援プログラムの助成を
受けて実施しました。
◆プログラム1 避難当事者団体からの事例報告
コーディネーター 広域避難者支援連絡会in東京 岩村(中央労働金庫)
パネリスト ふくしまあじさい会 志賀 仁 氏
東北の絆サロンFMI会 木幡四郎 氏
〃 武田恒夫 氏
<志賀氏 報告内容>
◇避難者のみの団体として設立。孤独感のない環境を作ろうと、当初は90人の参
加があったが、現在は常時40人前後の参加。
◇①「定期交流会」、②「ボランティア」、③「地域交流」、④「研修旅行」、
⑤「農業体験」が活動の5本柱で年間40回以上集まっている。
◇地域とのつながりに関しては、もともとは花見に招待されていたが、いまは避
難者も梅の木のオーナーとして地域に主体的に参加するようになった。梅の収
穫・さつまいも堀りなどを地域住民と一緒に行えるようになった。
<木幡氏 報告内容>
◇浪江に帰還した人もいるが、病院のこと、周りに人がいない、買い物へ行く足
がない等の悩みを聞く。今後、帰還した人が、ノイローゼや孤独死につながる
ことを危惧している。
◇仮設住宅の供与終了に向けて焦って住宅を求めても、移動先で新たな生活にな
じめず、地元のサロンに戻る人もいる。サロンの維持は検討課題。
◇町田からバスを出して、茨城の避難者の交流会を行った。茨城県のふうあいネ
ットに協力してもらった。
<武田氏 報告内容>
◇避難者の中では岩手県出身者が非常に少ないため、同郷の人に会いたいという
気持ちでいっぱい。その気持ちで様々な避難者サロンに出かけているが、互い
に励まされていると感じる。
◇岩手県は支援員がいないので、自分自身で動いていくしかない。町田から荒川
や神奈川にも頻繁に通っている。いまはできることをしているだけ。誘い合っ
て輪が広がってきている。
◆プログラム2 グループディスカッション
(1)当事者団体アンケート結果の報告
◯広域避難者支援連絡会in東京と東日本
大震災支援全国ネットワーク(JCN)
とで実施した「広域避難 当事者団体
アンケート」の結果を報告しました。
(2)グループディスカッション
◯ディスカッションの内容は、下記よりダウンロード。
主 催 広域避難者支援連絡会in東京
東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN)
問合せ 広域避難者支援連絡会in東京
(事務局)東京ボランティア・市民活動センター
担当:加納、谷口、若林
電 話 03-3235-1171 FAX 03-3235-0050
メール kouikihinan@tvac.or.jp